2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

たまの月経散歩

あたくしはこれを、探していたのよ、ねへへぇ! という。 ブックオフだの古書店街だのにもなかなかありませんね。15年前のタレント本(?)という微妙に微妙な位置付けの御本ですしね。図書館は偉いよ。でもわたくしのものにはなりませんからね、残念無念で…

世田谷邪宗門

邪宗門。それは喫茶店。 下北沢の南口を出て十五分ほど行くとある、住宅地の中の喫茶店です。坂口安吾が勤務していた代沢小学校の近くです。 もーすぐ、ていうかもう四月から、まさにこうしてちゃらぽら遊んでいられなくなるので思い切って行ってみました。 …

ニヒル牛カフェ

……で昨日「甘トースト」と「ほうじ茶すっぽん」をいただいたのですが、ちょうどニヒル牛2ではただいま「秘宝館」と称してなんだかピンク色の妖しい企画展示会がやっているのです。そんで、私が以前「ほうじ茶すっぽん」を頼んでいる方にみかけた甘そうなお…

知久寿焼たまははき居酒屋ライブDVD

母はおかっぱピグモンな知久さんの印象しか持ってなかったようです。 曲目がぜんぶ好きなものばかり。わんだほー。 みにくいちっこいの→※

だるまさんしかしらぬ だるまさんのかなしみ

どうしてこんなきれいな言葉を綴れるひとが 自分で命をおしまいにしなきゃいけなかったんだろうと思う。 でも、わかってしまうような気もする。だるまさんのたたかい。それは彼女のたたかいであり、きっといつの日かの私のたたかい、かも。 ……「父の娘」を前…

こころの貧しいこの僕が

わたくしは外を歩くとき、音楽なんか聞いてると特ににやにやしたり口ずさみそうになったりと、ぼーっとしてるというよりかなり阿呆気味なんだと思うのですが、そういう時は格別キャッチの方に声をかけられてしまいます 駅前でチンドン屋さんを見かけ、たまの…

おなかパンパン友達イナイ@ニヒル牛 天使のおっさんひるね屋

ウヒョヒョヒョヒョ。 ニヒル牛2での「わっかをなくした天使のおっさんひるね屋」にいってきました。 あのステキな兄貴石川浩司、もとい天使さまにキョーレツにハグして頂き、とってもとってもしあわせな今のわたくし。美容院でしきりに「二時間かかるがパ…

 はる

すべてが思い出になっていく一瞬のつらなり 終わって、終わっていくことだらけの夜の息継ぎどうもねえ、滝本晃司は詩人ですねぇ。 さらば母校、さらば愛しき五年間。*1 *1:一年落っこちました。テヘ

ちゃあんと まぶた ひらいたまま えへへ えへへ とやるのです

「ああぼ〜くはかなし〜よ」っつう知久寿焼*1のうたがとてもよいのです。「不思議な六月の夜 2」に収録。(このアルバムは、他にも はかまだ卓とワタナベイビーの「もものうた」が実にキュートでバカっぽくてよい。) 夕暮れと夜のあわい、みかん色と紺のグ…

竹中労のこと。

まこと浅学にして昭和の無頼派と呼ばれたこのルポライター氏の著書を、「たまの本」をやっとこ手に取るまで未読だったので、その後で 完本 美空ひばり (ちくま文庫) と 決定版ルポライター事始 (ちくま文庫) なんかを読んだわけです。芸能ルポですね。竹中労…

室温〜夜の音楽〜 少年タイヤ版(ドラマ)

「劇団演技者」、という深夜番組でむかしドラマ仕立てな「室温〜夜の音楽〜」がやっていたのです。DVDをみつけたのです。 キラめくジャニーズV6のかたがた*1や、私も好きなともさかりえさんがでていたのです。 で、「たま」のお三方も出演&総合音楽をしてい…

知久寿焼±佐々木匡士±倉地久美夫ライブ @秋葉原goodman

開場前並んでいると、知久さんがライブ会場からすぐ横のベース売り場へふらふら歩いていたりして内心驚天動地でした。だって知久寿焼ですよ。想像よりずいぶんでっかかった。そして歯が抜けていても実に男前だと思った。 知久寿焼は天与の楽士だと思いました…

きみにとどく秘密のハレルヤを

柳原幼一郎初のソロアルバム「ドライブ・スルー・アメリカ」収録の「HALLELUJAH」は、レナード・コーエンの曲に彼が作詞(訳詞ではない)をしたものだ。月や星の歌ばかりうたっているのにまた地面の上で眠る無口な夜にのどをつまらせぼくのこわれたハレルヤ…

ねむりのなかをおねむりよ

安眠へのよるのおんがく。「ばいばいばく」。 やっぱり91年クラウン発売の「海にうつる月」のカップリングでしか音源がないんでしょうか。 セドリは良いけど、せめてHARD-OFFのシールははがしておけと。 ばいばい おやすみ もうねよう かなしい夢ならばくに…

「室温〜夜の音楽〜」ケラリーノ・サンドロヴィッチ

映像を見る手段がないので脚本を読んだ。「いわしのこもりうた」「夜のおんがく」収録の8cmCDつき。個人的に、「室温〜夜の音楽」のサントラは他収録の曲が多く「おるがん」の合唱アレンジなどもいまひとつ突き抜けてないので、「夜のおんがく」の音源…

とにかく健康で なによりとぼくは思い

滝本晃司のハンサムぶりについて。 「たま」後期、マキシシングル「ゆめみているよ」や「汽車には誰も乗っていない」などは、収録曲も個々人の作詞・作曲・全演奏のものが増え、ソロのオムニバスっぽくなっている。この時期のライブがどのような感じだったの…

忘れられない夜はあの夜の 満月小唄が聞こえるよ

「満月小唄」の話。「たま ナゴムコレクション」収録*1の方。 「きゃべつ」収録のは音が流麗で叙情的。こちらは、素朴で直情的。正調の美と乱調*2の美。 演奏はシンプルに始まるが、月の市場で売られてる〜…の前あたりから、間奏部分のパーカッションが、ツ…

ねぇおつきさん どこにいけばいいの

ケラの「室温」が見たい。舞台が見たい。ドラマでもいい。しかしなんかケラは苦手そうな気がする。そして手段もない。 あのストーリーでどうやって「おるがん」を使っているのか。浮かなかったのか。 結成十八年目だかにして初めて固く抱きしめあったという…

息吹きかけて ギョーザを食べて

宝島で90年ごろから連載されていた「たまぷくろ」。連載開始当初のものをよみましたが、やっぱり“四人はアイドル”の時代です。 ヤナさんのスカートぶり*1や、Gさんとヤナさんの妙なツーショットや、ちくさんとGさんへの疑惑などがとてもアイドル。かわいい…

まっくろしろくろけ

音楽配信で「たま」の五枚目あるばむ「ろけっと」を買ったら、歌詞カードがない。ので、いちばん知りたい「教室」の、あいうえお掛け合いの書き起こし。 あさがお あおむし いしころ いもむし うろこぐも うえきばち えんぴつ えんとつ おりがみ おばさん か…

たてがみ燃やし町を焼く

ヤナさんのことばはいいなぁ。満月小唄は、凄いぜ。 私は彼の「うそつきのプラネッタリウム」な世界観がとても好きです。「おるがん」を弾くヤナさんはすてきなのです。と、名曲「おるがん」のひとつの勝手な解釈をしてみる。

まいにち蟻ばかりかんじょおしている

おしのことばでしゃべるんだあっさりと、深い歌詞です。東京パピーが何なのかはしらねど。 石川浩司氏のHPの日記の中に、「存在しない人が、笑う」という一文があって、それにもびびっときました。 おしのことば。……おしのことば。 そして、野田秀樹(NO…

3 〜遠い昔のぼくらは子どもたち〜

「たま」は、ライブでビートルズの「GIRL」をカバーしたことがある。 カバーといっても、四人がそれぞれ自分のパートの部分に作詞(訳詞、ではない)して歌ったものだ。四様の個性を比べて見て取れる、面白い歌詞である。 柳原 「しだれ柳の葉っぱの向こうで…

2  〜気持ちはいつでもとっても不安定 〜

「たま」は、愛されていた。 メジャーにではなく、彼らをいとしむ彼らのファンに。 さてそれがどういう人々なのかと考えてみるに、これがわからない。私などが推測するのも実際、不遜な話だとも思う。 「たま」は、もともとソロ活動をしていた四人組が「へん…

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「たま」というグループがいた。「野良猫に“たま”とか勝手に名前を付けるでしょう、そんな感じ」で名付けられた、それぞれソロ活動をしていた四人組のユニット。「平成」という言葉を一番はじめにタイトルにつけたことが売りの「三宅裕司のいかすバンド天国…